猫よけ効果のある薬品(忌避剤)の効果と注意点|木酢液・茶粕など

「庭や駐車場にいたずらする猫、もうやめてほしい」と嫌になった経験はありませんか?

野良猫や近所の飼い猫が、家の周りをすみかにしていて、困っている人は少なくありません。猫は、自分の縄張りを決めてしまうと、簡単には出て行ってくれませんから、要注意です。猫のフンを頻繁に見つける場合は、これから先も、ずっと被害を受けることになります。

ですが、きちんと猫よけ対策をすれば、猫はなわばりを変えてくれるかもしれません。猫が好きという人でも、庭にフンをされたり、駐車場の愛車に爪痕が残されたりすれば、気分が悪くなるものです。猫に暴力をふるっては、動物虐待になってしまいますが、安全な方法で、追い払うことは十分に可能です。ここでは、ドラッグストアで購入できる猫よけ薬を中心に、効果や害について確認していきます。

猫よけ薬は目的に合わせて種類を選ぶ

猫よけ薬のことを「忌避剤」と呼びますが、原材料にはいくつかの種類があります。猫よけ薬の忌避剤に使用されている原材料を確認すると、薬の種類や効果がわかります。猫よけ薬の種類と使用目的を確認しておきましょう。

木酢液や茶粕はニオイ消し

原材料に木酢液や茶種粕と書いてある猫よけ薬があります。木酢液は、原材料を確認しなくても、パッケージに「竹酢液」などと書いてあるので、すぐにわかる場合が多いです。

木酢液や茶粕は主に、「ニオイ消し」の役割をもっています。庭に、猫がやってきて、フンをしてしまう。気づいて、取り除くことができても、ニオイは残ってしまいます。においは猫からしてみると、自分のなわばりをハッキリと表明するためのマーキングです。そのマーキングされた所へ、木酢液や茶粕が含まれた忌避剤をかけると、におい消しの効果があり、なわばりにすることを避けられ、猫よけになります。

ハーブやサリチル酸メチルを寄せつけない

木酢液や茶粕は、猫がいたずらを始めたあと、再び近寄らないように追い払うことが、主な目的です。ですが、近所で猫がうろうろしているから、いたずらされる前に猫よけ対策をしておきたいという人もいるでしょう。

たとえば、ゴミ捨て場や花壇など、猫がいたずらしやすい場所の周りにまいておく忌避剤の原料には、ハーブやサリチル酸メチルが含まれています。猫は嗅覚がとても優れているので、ハーブなど、嫌いなニオイがする場所には近づかない傾向があります。

猫よけ薬は「害がある」と言われる場合も

猫の忌避剤には、危険な薬物が使われていることが少ないので、健康被害を心配する声を聞くことは少ないです。

猫よけ薬は猫が嫌うハーブなどを原材料としていますから、刺激が強い薬品を使っているわけではありません。ただし、木酢液を原料とした、猫よけ薬を畑などに使う場合は注意しておく必要があります。

「木酢タール」が原料に含まれている場合は注意

木酢液の猫よけ薬には、「木酢タール」もしくは「木酢原液」という原料が含まれています。木酢のもともとの原材料は木材です。木炭などを作るときに出る、副産物ですが、殺菌効果があるとされており、農薬として使われることがあります。

しかし、木酢液は遺伝子にダメージを与え、健康を害する危険を指摘されています。すべての木酢液が、健康被害につながるわけではなく、製造過程によっては、健康を害する木酢液になる場合があるという、論文が発表されています。すべての木酢液が危険とは言えませんが、注意しておくべき原料です。

木酢液には「ホルムアルデヒド」が含まれているものも

木酢液が危険だという理由には、「ホルムアルデヒド」という化学物質が含まれていることもあります。

ホルムアルデヒドは、水道水にも含まれている化学物質ですが、発がん性物質と言われており、摂取量を無視すると危険です。もちろん、水道水に含まれているホルムアルデヒドは微量なので、健康被害を与えるレベルではありませんが、木酢液を原料としている猫よけ薬の場合は、ホルムアルデヒド含有量の検査を受けていない場合があります。

「畑がいたずらされないように、木酢液を猫よけに使おう」という場合は、農作物が木酢液の化学物質で、汚染される可能性もあるので、安易な使用はオススメできません。

薬をまくより、猫よけグッズを設置するのがおすすめ

猫よけ薬は、ドラッグストアで手軽に購入できるので、簡単にできる猫よけ対策だと考えてしまいがちです。

ですが、実際は、猫がいたずらを始めた後に使用する木酢液や、雨水で簡単に流れてしまう液状のものがほとんどです。猫は、一度なわばりを決めてしまうと、簡単に場所を変えてくれませんし、日本の天候では雨がまったく降らない季節はありません。

そこでオススメされる猫よけグッズは、薬品よりも、水で驚かすスプリンクラーや猫だけに聞こえる音を出す超音波グッズです。

スプリンクラーは猫が通ると、センサーが反応して水をかけます。猫は水をとても嫌うので、スプリンクラーで猫よけをする効果は高いですが、1台あたり1万円以上するものが多く、お金がたくさんかかります。

超音波グッズの場合は、1台あたり5,000円以下、安いものでは、税込みで4,000円を切ることもあります。つまり、スプリンクラーと同じ購入費用で、超音波グッズを2台購入できるので、2倍の効果を期待できます。

猫よけ対策には超音波が効果的

手軽に購入できる猫よけ薬は便利ですが、効果を考えるとスプリンクラーや超音波グッズがオススメです。

特に、超音波グッズは1台あたりの費用がスプリンクラーよりも安く、経済的。効果も1万円のスプリンクラーを1台置くよりも、4,000円の超音波グッズを2台置いた方が、より高い猫よけ効果を期待できます。

猫よけグッズ選びに迷ったら、超音波グッズがオススメです。

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