テグス・釣り糸で猫よけ対策!効果や注意点も

みなさん、野良猫対策はどのようなことをしているでしょうか。忌避剤を撒く?アロマ系の植物を庭に植えて見た?思ったほどの効果がなかったなんてことはないでしょうか。忌避剤は巻いてから日が経ったり、雨や風が吹けば効果が薄れてしまいます。でしたら物理的な方法で野良猫対策をしてみてはいかがでしょうか。今回はテグスや釣り糸を使用した猫よけ対策の方法をご紹介します。

テグスを使用した猫よけ対策とは?

「テグス」とは何かご存知でしょうか。
「テグス」はナイロンや合成繊維でできた紐です。ビーズアクセサリーなどの手芸に使用される紐です。
今回ご紹介する方法は釣り糸でも代用可能です。

テグスや釣り糸を使用した野良猫対策はとても簡単です。

テグスや釣り糸を猫の足が引っかかる高さになるように、侵入口や通路に張るだけです。
たるみがあると乗り越えてきてしまうかもしれないため、たるみがないようにピンっと張ることをオススメします。また結びが弱いと、猫が通ったときに解けてしまうこともあるので、解けないようにしっかりと結びつけてください。

テグスの猫よけ効果と有効性

テグスや釣り糸なんて張っても、猫に見えてしまうので跨いで入ってきてしまうのでは?と思った方も多いのではないでしょうか。

実はテグスや釣り糸は猫の目には見えません。なので、通路から庭などに侵入してくる際、足に何か当たったような感覚になります。猫は何かが触れるという感覚を嫌がるため、そのまま侵入せずに引き返して行くという効果を期待することができます。

また忌避剤のように、雨が降ったり日数が経ったらまた撒かないといけないというような面倒はなく、1度テグスを張ってしまえば、切れない限りは変える必要はありません。

猫よけにテグスを使用する際の注意点

物理的な野良猫対策は、もしかしたら忌避剤のようなものよりも効果的かもしれませんが、使用する際にはいくつか注意点があります。

一番大きな注意点としては、人間が引っかかって転んでしまう可能性があるということです。
猫の足が引っかかる高さに設置しているため、もし下を見ずそのまま進んでしまったら、人間だって転倒してしまいます。最悪頭を打ってしまうなんてこともあるので、設置する場所はしっかり覚えておく、または人が通らないような場所に設置するようにしてください。
玄関などに設置することはないと思いますが、来客の方が引っかかってしまっては大変です。なので、テグスを張る場所というのは限られてしまうというデメリットもあります。

また野良猫も紐に引っかかって転倒し、怪我をしてしまうこともあります。小さな傷が感染症を引き起こすこともあるということもしっかり念頭に置いておいてください。

テグス以外の自作猫よけ対策

テグスを張る場所がないという方には以下の方法をオススメします。

ガムテープ

ガムテープを使用した野良猫対策もいたって簡単です。

低い円柱の形に(両面テープの様な全面が粘着面となるように)輪っかをつくり貼り付ける(その和の中に石などをのせて移動しないようにする)。
もしくは粘着しやすい場所であれば、輪をつくらず末端を折り曲げて貼り付ける。

とても簡単ですよね。でもガムテープは雨が降ったり日数が経てば粘着力は落ちます。日光などで劣化もすることでしょう。
また猫の種類によってはガムテープを嫌がらない個体もあります。

テグスのように人や猫に危害はありませんが、効果は薄いかもしれません。

以下にガムテープを使用した詳しい猫対策の方法を記載した記事を掲載しておきますので、合わせてお読みください。

猫よけ対策でのガムテープの効果的な使い方

柵を設置する場合は、高さをしっかりと測ってから設置してください。猫なんてそんな大きくないから、「1mもあれば飛び越えてこないだろ」なんて思って設置すると、全てが無駄になってしまいます。猫のジャンプ力をなめてはいけません。猫は自分の体の5倍程度のジャンプ力を持っています。体長50cmの猫なら2m50cmほどジャンプできる計算になります。
でも3mほどの柵なんて売ってませんよね。自作するにしても大変そうです。
自作するのであれば、なるべく高い柵を作成するようにしてください。

スプレー

スプレーは市販の忌避剤のようなものでもいいですが、猫よけ対策のスプレーを自作することもできます。

用意するものは、

・水(精製水)
・アロマオイル
・スプレーボトル

以上3つ用意すれば簡単に自作猫よけスプレーを作成することができます。
しかし、猫にとって有害であるアロマがたくさんあります。

以下の記事で猫にとって危険なアロマをいくつか記載してありますので、必ず参照してからスプレーを作成してください。

猫よけ対策に効果的なアロマの種類とは?活用法や注意点も

 

テグスでの猫よけ対策を試してみては

いかがでしたでしょうか。

テグスや釣り糸を使用した猫よけ対策は、物理的な方法であるためある程度は期待することができますが、紐を張る場所が限られていたり、人間が引っかかって転倒し、怪我をしてしまう恐れもあります。また猫も怪我をしてしまう可能性もあります。野良猫だから怪我をしても構わないなんて、そんなことは思わないようにしてください。

テグスを行い効果が出たという声もあります。忌避剤やアロマ系の植物を使用しての野良猫対策に失敗してしまった方は、ぜひテグスや釣り糸を使用したこの方法を試してみてはいかがでしようか。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*