猫よけネットとアニマルバリアは即日で効果あり！対策グッズ選び方

「庭でイタズラしてくる野良猫を今すぐ追い払いたい！」野良猫が好き放題している姿をみると、即効性がある猫よけ方法に頼りたくなるでしょう。

猫よけ対策には「猫が嫌いなハーブを育てる」などの長期的にじっくりと取り組むものが多いです。時間はかかるものの、猫は嗅覚が強いので、ハーブを育てる猫よけ対策は効果を期待することができます。

ですが、ハーブを育てるためには時間がかかり、環境を整えるための手間暇もかかります。今すぐ、猫を追い払いときには、準備に時間がかからず、即日で効果を実感できる対策グッズを選ぶべきです。

すぐに猫よけ効果が期待できる製品は？

すぐに効果を発揮する対策グッズで代表的なものが「猫よけネット」と「アニマルバリア」です。これ以外にもセンサーに反応するスプリンクラーやトゲトゲシートなどもありますが、値段が高すぎたり効果が少なかったりするため、ここでは紹介を省きます。

猫よけネットとアニマルバリアそれぞれの利点と欠点を確認していきましょう。

即席のフェンスとして役立つ猫よけネット。特殊な加工がされていないものであれば、3,000円から5,000円程度で手に入ります。安価で設置もしやすい猫よけネットのメリット・デメリットを確認していきましょう。

猫の侵入経路が確実にわかっていたり、農作物など特定の場所だけを守りたかったりする場合に猫よけネットは役立ちます。

ただし、以下のような場合には役立たないので注意が必用です。

猫よけネットは上で紹介したような特定の場合で効果を発揮しますが、万能ではありません。購入する前に、今の状況を確認して、適切な猫よけグッズかよく考えましょう。

高いところからの着地能力に優れている猫ですが、ジャンプ力も高いことで知られています。個体差はあれど、一般的に1メートルから2メートル程度、身長の5倍ほどの跳躍力があるとされています。

猫よけネットを使用する際には、猫がジャンプしても侵入できない程度の高さで設置しなくてはいけません。「90センチ程度あれば十分足りる」と言われる場合もありますが、高くジャンプできる猫が入ってくることを考えると、3メートル程度の高さがあった方が確実です。

ですが、3メートル程度の猫よけネットを設置するとなると、景観が悪くなったりセットするのが大変だったりします。

即席で猫の侵入を防げる猫よけネットですが、機能性に問題がある場合もあるので、効果がある設置をできるか判断してから購入した方がよいでしょう。

音波と光で動物を驚かせるアニマルバリア。猫はもちろん、ねずみなどの小型齧歯類などにも効果があるので、害獣に悩まされているときには一石二鳥の対策グッズです。

アニマルバリアのメリットとデメリットをそれぞれ確認していきましょう。

アニマルバリアは設置してからスイッチを入れるだけで、すぐに効果を発揮してくれます。設置するまでの手間や細かく煩雑な設定が不要なところがうれしいポイントです。

アニマルバリアは3つのステップで猫を追い払ってくれます。

ただし、このタイプの猫よけグッズでよくある失敗談には、注意しておきましょう。

大きな音を出せばたいていの猫は驚いて逃げていきます。近所でボス猫をしているレベルの強気な猫でなければ、効果はあるでしょう。ですが、人間にも聞こえるほど大きな音は近所から騒音の苦情が来ることがあります。田舎で音に慣用な土地柄でなければ使用しづらいでしょう。

アニマルバリアの場合は超音波なので、人間には聞こえません。猫だけに聞こえる音なので近所からのクレームを心配をしなくて大丈夫です。また、太陽光で充電できるソーラー式のグッズなので、電池切れの心配も不要です。

アニマルバリアはセンサーに反応して動作します。位置を考慮せずに置くと効果を発揮しないので設置時には以下のことに注意しましょう。

アニマルバリアを設置しても効果が感じられない場合は、位置を調整してみましょう。設置場所を間違えると効果がなくなるアニマルバリアですが、説明を読めば間違えることはないので、心配無用です。

「猫よけネット」や「アニマルバリア」はどちらも購入して設置するだけで猫よけ効果があるグッズです。

ですが、設置する手間や設置環境を考えると猫よけネットより、アニマルバリアの方が効果を期待できます。1個あたり4,000円程度で購入できるので、安価な猫よけ対策をする場合にはアニマルバリアが最適です。

効果的な猫よけグッズを設置して、今日で猫の迷惑なイタズラから解放されましょう。