野良猫対策は決して簡単ではありません。姿を見たときこそ逃げ去るものの、24時間ずっと見張ることは困難です。おまけに猫は夜行性。わたしたちが眠っている間に、敷地への侵入を試みます。
- 足跡ビッシリのボンネットやフロントガラス
- 庭の植え込みから漂う、糞尿の悪臭…
- 朝起きるとビックリ!荒らされ散乱したゴミ袋!
毎日こんな悩みを抱えていては、日々の生活も不快感でいっぱいです。正直なところ「猫なんていなくなれ!」と考えてしまっても無理はありません。
そこで、今回はそんな猫対策に役立つ「猫よけグッズ」の人気ラインナップをご提案。わたしたちが眠っている間も休まず作動するので、とっても役立つアイテムです。
本当に効果のある猫よけ対策グッズベスト5
1. ソーラー式アニマルバリア
超音波と光照射で猫をシャットアウトする装置です。最大100㎡もの高性能センサーが猫を逃さずキャッチし、強烈な音波やフラッシュライトを照射! 野良猫や隣家の飼い猫を驚かせて効果的に追い払います。
猫は音や光などの刺激に敏感なので、こうした装置は大の苦手。更に、本製品は本体正面に付属したツマミを調整することで、音波周波数の調整やランダム照射などへの切り替えが可能。猫が音に慣れてしまうのを防ぐと同時に、小型犬やネズミ・夜行性動物などに対しても対応することができます。
ソーラーパネルにより作動する充電式なので、従来の音波照射機のような電池交換も不要。緊急時はUSBを利用したチャージもできるので、「いつの間にか電池切れ…」といった心配もありません。車庫や庭・菜園などなど、多くの場所で活躍が期待できるでしょう。
ソーラー式アニマルバリアのメリット
- 24時間猫の侵入を防ぐことができる
- 従来品のような電池交換が不要
- 放水や忌避剤が苦手な方もOK
場所を取らず、安全性が高く、設置の手間もかからない。猫よけ対策としては100点満点をあげたくなる商品です!
〈関連〉ソーラー式アニマルバリア
2. 自動スプリンクラー
猫の弱点である「水」を利用した猫よけグッズです。赤外線センサーが感知するとホースと連動して放水を開始し、猫を寄せ付けない環境を作ります。
センサー距離は10メートルと幅広く、一般的なお庭や家庭菜園をカバーするには十分。また、攻撃方法が水なので、猫を傷つけてしまう心配もありません。
- 猫を傷つけることなく追い返したい
- 小さな子供がいるから音波式は不安
- 猫だけでなく他の動物も追い払いたい
上記のようなお悩みを抱えている方には、本製品が特にオススメ。安全かつ効果的に、猫やその他動物を追い払います。
3. 猫よけスプレー
猫が嫌う「刺激成分」を配合した、猫よけ用スプレーも効果的です。ピリピリとしたペッパーオイルと、ス~ッとするメントール効果をダブル配合しているため、ほとんどの猫を退けることができるでしょう。
また、忌避剤タイプの商品は
- ゴミ袋やゴミ捨て場など、臭いがする部分にも効果を発揮する
- 地面や床を汚してしまう心配が少ない
- 音波装置や放水装置のように場所を取らない
といったメリットを有しています。装置タイプのものと比べて初期コストが低く、気軽に取り入れることが出来る点も見逃せない長所です。
「猫には迷惑しているけれど、お金をかけてまでは…」とお考えの方には特にオススメ。他の本格的な猫よけ対策を導入する前の、様子見的な措置として活用することができるでしょう。
4. 置き型フェンス
自立型のガーデン用フェンスは猫よけとして効果を発揮します。高さは「約65cm」と小ぶりであるものの、実際に設置してみると、猫は案外フェンスのある場所を好みません。また、飛び越えようとして失敗するケースも見られます。
特に、「先端が尖っている」フェンスの場合、猫は塀などから飛び移ろうともしません。猫が体重をかけても倒れないように工夫すれば、十分に効果が期待できるでしょう。
5. 忌避用シート
最後に、スパイクタイプの忌避用シートも効果的です。表面には無数のスパイクが取り付けられており、猫に警戒感を与えることで侵入防止効果が期待できます。
住宅の塀の上やお庭の境界線など、気になる場所に設置してみて下さい。敷いたら敷いた分だけ、猫の侵入をガードすることができるでしょう。
なお、スパイク部は鋭く見えますが、非常に危険と言うほどではなさそうです。ご自身やご家族がうっかり踏んでしまったとしても、大きなケガをしてしまう可能性は低いでしょう。安全面にも配慮された、使いやすい商品だと言えます。
最後に
今回は猫よけグッズの中でも、特に人気と評価が高いものを厳選してご紹介しました。猫除けグッズを選ぶ時は、お庭や車庫・ゴミ捨て場など設置場所に適したものを選択することをオススメします。
また、あまり攻撃的な商品を選んでしまうと、法律に抵触したり、飼い主とのトラブルにも発展しかねません。近所の飼い猫や野良猫を嫌うお気持ちは理解できますが、ストレスなく猫を避けるためにも、安全性に対する配慮が大切です。