野良猫が庭を荒らしたり玄関先に糞やおしっこをしたり…いつの間にか荒らされていて困っているといったことはありませんか?一言に野良猫対策と言っても様々な商品があったりして、どれが一番効果的なのかもわからなくなりますよね。
そんな時におすすめなのが、自宅で簡単に手作りできる自作猫よけ対策!ホームセンターなどに行けば野良猫対策グッズはたくさんありますが、今までなかなか効果を得られなかった人はもちろん、あまりコストをかけたくない!という人にもピッタリです。ぜひ参考にしてみてください。
猫よけ対策は自作でも可能?
野良猫対策をしたいけれど、何から始めたら良いのかわからない!と考えてしまいますよね。そんな時におすすめなのが、できるだけコストをかけずに対策できる自作猫よけ対策です。実は猫よけ対策は簡単に自作できるものということをご存知でしょうか。ここでは猫よけ対策をより簡単に作れる自作方法を詳しくご紹介します。
自作可能な猫よけ対策4選
では実際に、自作が可能な猫よけ対策を4選こちらで詳しくご紹介します。専用器具やグッズを使用せずとも、簡単に自宅で対策できる方法なのでやりやすい方法から探してみてくださいね。
通り道に糸を張る
野良猫が通りそうな通路や糞・尿をよくされる庭・玄関先などに、猫の足が引っかかるような高さの糸を張っておく方法です。敏感な猫は何かが足に引っかかることを嫌がるので、一度そのような嫌が想いをしたエリアには侵入することを避ける傾向にあります。
使用する糸は釣り糸やテグスなどで十分です。設置する際は、猫の足の高さになるようしっかりと貼っておくことが大切です。
ただ、どんな高さに糸をはったら効果的か?を調べてみます。
猫は目の高さくらい(10~30センチ程度)の茂みを嫌う習性があるようですので、「茂み」を模倣した高さで糸を貼ると嫌がるのではないかと思われます。
また、猫は「ジャンプする場所」や「着地する場所」はしっかりとお尻をフリフリしながら、安全な場所、安定する地面を気にしているので、ジャンプで飛び越えたとしてもうまくジャンプしきれない微妙な糸の貼り方をすれば猫が嫌がるのではないかと考えられます。
自宅にある、タコ糸、釣り糸、テグス、縄跳びの紐、など防水性で屋外使用ができそうな糸を選んで、地面から10cmから30cmの間の高さ10cm間隔で3本の糸、猫は1.5~2m程をジャンプしますので、最初の糸から50cm間隔程度で奥行き2メートル程度糸を貼れば、ジャンプしずらいので(ジャンプしたとしても当たってしまう為)、猫としては嫌がるのではと考えられます。
一度試してみてはいかがでしょうか。
柵をDIY
DIY好きに特におすすめなのが「猫が飛び越えられない柵を作ってしまう方法」となります。野良猫が飛び越えるのが難しい高さで敷地内を覆うか、あるいは侵入口をしっかりと防ぐことが大切なポイントです。
柵はおしゃれなデザインにも工夫することができるので、ガーデニングをされている人には猫よけ対策とはわかりにくくおすすめです。
スプレー
野良猫が嫌いな忌避剤も、実は簡単に自作することができます。日常的に使用でき、なおかつ効果が持続しやすいのが「木酢液や竹酢液のスプレー」や「食用酢スプレー」の2種類となります。
まず竹酢液スプレーは市販されている竹酢液(約400ml)・唐辛子(10~15本)・レモンバームの葉(20~30枚)を、500mlのペットボトル容器に入れてきます。この際、お好みのスプレー容器に4~8倍に薄めたものを野良猫の通り道や気になる箇所にシュッシュッとスプレーします。
食用酢スプレーは、食用酢を2~10倍に薄めてスプレー容器に入れ撒きます。スプレーで吹きかけることも良し、スポンジや布に染み込ませたものを置いておくこともおすすめです。
散水機
侵入してきた野良猫を撃退する効果が高いとも言われているのが「自作散水機(スプリンクラー)」です。ホームセンターでは販売していることが多いのですが、実際に自作で製造するとなるとなかなかレベルが高いのがネックなところです。
簡単に仕組みを説明すると、人感センサーの付いた装置を猫だけが反応するように猫の高さに改造した水鉄砲のようなものです。電源も小さなボルト数で動作するように働く仕組みとなっています。
参考Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=sDzvHx_TIbA&feature=share
自宅にあるものを使用した猫よけ対策
自作できる野良猫対策と言っても、わざわざDIYするのは大変…と悩んでいる人におすすめできる自宅対策もあります。ここではその中から特におすすめできる3つの対策をご紹介します!
コーヒーをまく
まず1つ目の自宅でできる野良猫対策が「コーヒーをまくこと」。こちらはコーヒーを飲む習慣の人にはピッタリの方法です。実際に使用するのはコーヒーを抽出し終わった後のコーヒーかすを、野良猫が通る道や入りそうな場所に撒いておきます。
コーヒーかすや茶殻は人間には癒しやリラックス効果を与えてくれる香りですが、猫にとっては嫌な臭いであるとも言われます。また、コーヒーかすの香りは消えやすいので毎日撒く必要があることも注意しましょう。
唐辛子をまく
野良猫を近づけさせない刺激物の代表的なものとして「唐辛子」があります。細かく刻んで撒くことや、ネットにつるしておく方法、粉末状にした唐辛子を撒いておくなどの対策法です。唐辛子の独特な香りはなかなか慣れにくい香りでもあるので、野良猫対策としてはより効果を発揮します。
しかし、粉末状の唐辛子はアリに食べられてしまう可能性があるので注意が必要です。
柑橘類の皮をまく
野良猫が嫌う香りの一つに「柑橘類の皮」があります。ミカンやオレンジ・レモンなど、乾燥していない柑橘の皮を猫が通る道に配置したり玄関先や風通しの多いところに置いておく対策方法です。柑橘類は野良猫にとって刺激的な香りで嫌がることも多いのですが、香りに慣れてしまうことも多いので毎日取り換える必要があります。
また、柑橘類を使用する場合は皮だけではなく香料でも効果があるのでオイルなども使用することをおすすめします。
自作の猫よけアイテムに効果を感じない場合
ここまで自作できる野良猫対策を紹介してきましたが、イマイチ効果が感じられないという人におすすめの猫よけアイテムが「超音波グッズ」です。こちらは猫が庭や玄関先などに侵入すると、超音波グッズの人感センサーが反応して猫にだけ聴こえる超音波を発して野良猫を撃退するアイテムとなります。
このアイテムの効果的なポイントは「人や猫を傷つけずに撃退できる」ということ。人間には聞こえない超音波なので、夜間でも安心して設置することができます。お試しに購入してみよう!と考えている人はコスパの良いこちらがおすすめです。
「YISENCE」
「アニマルバリア」
自作での猫よけ対策を試してみては
野良猫対策をしようと思っても、できるだけコストをかけずにやりたいという人におすすめなのが「自作猫よけ対策方法」です。DIYが少し必要なものから、自宅にあるもので手軽にできる方法まで今すぐチャレンジしやすい対策が豊富にあります。効果を実感してからアイテムを購入することもできるので、ぜひ自作で作ってみてはいかがでしょうか。