猫よけ対策でにんにくは効果的だがデメリットも…使い方や注意点を解説

野良猫対策で庭に砂利を敷いてみたり、トゲトゲシートを買ってみたりしてみたけど、効果が全く出ないなんてことはありませんか?

いろんなことを試してみても、結局猫って庭にやってきますよね。

うちでも芝生にトゲトゲシートをおいてみたり、水の入ったペットボトルを置いてみたりと、いろいろ対策はしてみましたが、どうも効果が出ていないようです。

今回はちょっと視点を変えてみて、にんにくを使った猫よけ対策をの仕方をご紹介していきます!

 

にんにくは猫よけに効果的

 

ところでなぜにんにくは猫よけに効果的なんでしょうか。

それは猫がにんにくの匂いが嫌いだからです。

にんにくの匂いって人間でも好き嫌い分かれるものだと思うんですけど、皆さんはどうでしょうか。

料理をしたことがある方はわかると思うんですが、にんにくは皮に被っている状態だとあまり匂いがしませんよね。でも皮を剥いて刻んだりすると、手ににんにくの匂いがしっかりとつきますよね。

人間でも手についたにんにくの匂いは不快ですよね。

猫にとっても同じなんです。そして何より猫は人間よりも嗅覚がいいので、このような刺激がある匂いを好みません。

またにんにくに含まれている「アリルプロピルジスルフィド」という成分は、猫にとっては毒性があり、猫がその成分により中毒症状を引き起こすともされています。

このような理由からにんにくは猫よけには有効です。

 

猫よけ対策でのにんにくの使い方

にんにくを使用した猫よけ対策の仕方をいくつかご紹介していきます。

 

細かく刻んで撒く

 

1つ目はにんにくを細かく刻んで撒くというやり方です。にんにくは細かく刻むと匂いが増します。

刻んだにんにくを猫が通りそうな場所に撒くだけで大丈夫です。

庭の花への影響を気にする方もいるかもしれませんが、にんにくを撒いても花などの植物には影響はないのでご安心ください。

また生のにんにくを庭に撒くのが少し抵抗がある方は、粉末タイプのにんにくを撒いてみてはいかがでしょうか。

生の刻みにんにくか加工されたにんにくの違いだけで、匂いはにんにくそのものです。

 

ネットににんにくを入れて吊るす

 

粉末でもやっぱり庭ににんにくを撒くことに抵抗がある方は、にんにくをネットに入れて吊るすやり方をおすすめします。

上にも記載しましたが、猫は人間より嗅覚が鋭いので、にんにくを吊るしておくだけでも効果を発揮します。

皮付きのまま吊るしてもいいのですが、少し切り込みをいれておくだけでも、匂いは全然違ってくるので、少し切り込みを入れ、ネットに入れ吊るしておくといいと思います。

これも大事なのは、猫が入ってきそうな場所に吊るしておくということです。

猫が入ってきそうな場所にいくつか仕掛けておくといいでしょう。

 

猫よけ対策でにんにくを使うデメリット

 

デメリットの1つとしては、やはりどうしても人間にも害を与えてしまうことでしょう。

生にんにくを庭に撒いたりしたら、当然私たち人間も匂いを少なからず感じます。

近隣の住民から苦情が入ることももしかしたら・・・

にんにくで猫よけ対策をするときは、必ず近隣住民へ事前に説明をするべきです。

また生のにんにくをそのまま日なた(庭等)に放置することになるので、害虫も湧いてしまうかもしれません。

粉末のにんにくも風で飛んでしまって、効果がなくなってしまうこともあります。

にんにくを撒く場所(日陰なのか日が当たるのか)や、皆さんが住んでいる場所の条件(風は強く吹くのか、無風なのか、風向きは?)などをしっかり考慮して、適した場所ににんにくを撒く必要があります。

また強い匂いがあるにんにくでも、日にちが経てば匂いも薄れてきます。

これはすべての忌避剤(薬剤)にも共通して言えることですが、定期的ににんにくを撒き直す必要があります。

これはデメリットとは言えないかもしれませんが、ほかの忌避剤に比べ、すりおろしたり、刻んだりする必要がある点からすると、少し面倒かもしれませんね。

 

猫よけ対策でにんにくは効果的だが…

 

以上のように、にんにくは猫よけ対策にはもってこいですが、デメリットも多々あるように感じられます。

近隣の方々の理解が必要な場合もあるので、すぐ実践できないかもしれません。

効果は薄いかもしれませんが、にんにくに切れ目を入れず、ネットに入れて吊るすという方法が一番かもしれません。

猫が来なくなっても、お隣さんに嫌わられてしまっては元も子もありませんからね。

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