キレイな花や野菜をせっかく育てていても、猫の糞やおしっこなどの臭いが気になることはありませんか?野良猫や近所の飼い猫によるトラブルは、ガーデニングや野菜作りをしている人にとってはなかなか切っても切り離せない状況が多いようです。
最近では猫よけグッズとしてとげとげマットやスプリンクラーなど、猫をできるだけ傷つけずに撃退する方法もいくつかありますが猫の嫌いな臭いで撃退する簡単な対策方法をご存知でしょうか。
ここでは、野良猫の糞被害や異臭被害に悩む人におすすめなハッカ油を使用した野良猫の猫よけ方法を詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
猫よけ・糞対策にハッカ油は効果的?
野良猫対策に、まずハッカ油は効果的なのでしょうか?一般的にハッカ油は主に芳香剤や歯磨き粉などに使用されることが多いオイルです。他にも筋肉疲労時によく使用したり、お風呂に数滴入れるとヒンヤリとクールダウンできる効果を持っています。
そんなハッカ油は、実は猫よけにも絶大な効果を発揮します。もともと猫はハッカなど刺激のある臭いを嫌うので、ハッカ油を数滴ほど庭や通路に垂らすと近づかなくなり糞の臭いもなくなるという効果があります。もちろん人間には害はなく、スーッとした鼻が抜ける香りなのも芳香剤としてはピッタリです。
ハッカ油を使用した猫よけスプレーの作り方
ではここで、ハッカ油を使用した猫よけのスプレーを作っていきましょう。手作りの猫よけグッズとしては簡単にできるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
作り方
【材料】
・ハッカ油 20滴
・無水エタノール 20ml
・精製水 150ml
・スプレーボトル 1本
材料すべてをスプレーボトルに入れ混ぜて完成です。この時に大切なことが、無水エタノールを用意しておくことです。なぜなら、ハッカ油は精油なのでどうしても精製水だけでは混ざらないという特徴を持っているからです。使用時にはよく振りながら使用するようにしましょう。
使い方
ハッカ油スプレーは「玄関の門から家の周り30cm間隔ほど」でシュッシュッと吹き付けて完了です。糞をされた場所やウッドデッキなどハッカなので念入りに吹きかけてもOKです。すべて使い切っても簡単に作ることができるのでおすすめです。使用時にはよく振ってから使いましょう。
猫よけにハッカ油を使用するデメリット
猫よけに効果があると言われているハッカ油ですが、実はメリットだけではなくデメリットもいくつかあります。ここでは大きく分けて2つのデメリットとその理由に関してご紹介します。ぜひデメリットも知ってハッカ油を上手に使えるようにしていきましょう!
効果の持続時間が短い
ハッカ油を使用するデメリットとしてまず1つ目は「効果の持続時間が短い」ということ。香りが最大の武器であるだけに、オイルなので湿気には弱く雨の日は効き目がほとんどないのがネックです。
また、設置してからはじめの時間は効果が出ますが少しずつ時間の経過とともに薄まっていくので注意が必要です。せっかく対策しても持続時間が短いのは手間になりますよね。
猫によっては効果なし
2つ目のデメリットとして「効果は猫による」ということです。ハッカなどの臭いが嫌いと言われている猫ですが、猫によってはハッカ油を嫌わず平気な猫もいるようです。
なので、すべての猫に効果が出るとは言い切れないのがデメリットとなっています。
野良猫対策にハッカ油を試してみては
最近では野良猫対策はとげとげマットや超音波など、多くの対策方法がありますが自宅でも簡単に作ることができるのがハッカ油対策です。
ハッカはもともとミントのような香りで、芳香剤やアロマオイルなどリラックス効果もあるとして多くの用途で使用されています。そんな人間にはアロマ効果をもたらしてくれるハッカ油ですが、実は猫が嫌いな香りでもあるので猫よけ効果もあると言われています。
ハッカ油は自宅で簡単に作ることができ、自分で香りの調節もできるのではじめて猫よけ対策を考えている人や猫よけグッズは少し高価だな…と感じている人にもピッタリです。
高価の時間が短いなどデメリットもありますが簡単なおかつ時短で作れるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。